パラリンピック クラス分け 知的障害


東京パラリンピックを2020年にひかえ、障害者スポーツが盛り上がりを見せています。そこで今回のお話のテーマは「障害者スポーツをめぐるアレコレ」。指導者やボランティア、家族が、そして当事者は、一体どんなことを感じているのでしょうか。 “ガイジ”とは?なぜ死語から蘇ったのか〜死語から全国区へ広まった流れ それもどうなのかなぁって私は思う。地区大会だったらオッケーだったのに、身体を制止できない人は、日本大会、世界大会では出場ができないなんてね。 日本大会は2泊3日、選手村に入るのが必須です。親と離れて、我々コーチと一緒に生活ができる子じゃないと全国大会には出場ができない。それもどうなのでしょうかね。そもそも日常生活面で様々な問題があるのですから。そういう人たちも出場できるようになってこそ、スペシャルオリンピックスだと思う。様々な理由でルールを決めているとは理解しているけれど、普通の競技に参加できないからスペシャルオリンピックスに参加をしているわけであって。 私の兄の場合だと、父がコーチの資格を取って、選手村について行っていました。それって結局父にとっては負担だし、コーチとの関わりというよりも親子との関わりのままですよね。スペシャルオリンピックスの本来の目的である、「社会参加」は果たせているのでしょうか。 自分の息子と一緒に選手村で合宿生活をする、ということがあります。でも、それは本来スペシャルオリンピックスが目指しているものとは違う。我々が目指しているものは、障害のある人が他の人と一緒に生活をし、関りあうというもの。 アスリート3人に対しコーチ1人という布陣です。「じゃあ人いっぱいコーチつければいいでしょ」ともなるけど、そうなるとお金の問題も出てくるし、いろいろ事情はあるじゃないですか。だから生活が1人でできない子は大会に参加ができないということになる。 誰でも参加ができるようになればと思う。それには、とにかく、人が集まる仕組み、お金が集まる仕組みを作っていく必要があります。それはスペシャルオリンピックスだけでなく、社会全体でも。スペシャルオリンピックスの中ですら難しいから、社会全体なんて尚更難しい。私はスペシャルオリンピックスに参加して、こういった問題を知ったことで、社会にはもっともっと課題があるのだと知ることができた。 お金が集まるところはトップレベルのアスリート。よって、日常生活としてスポーツを楽しんでいる人たちには、もっと日常の中で、地域のコミュニティの中でスポーツができる場所を作っていけたらと思う。別にスポーツでなくてもいいですよ。私はスポーツ・ランニングですけれど、例えばダンスでもいいし、絵画クラブとか書道クラブとか何でもいいと思います。  どんどん広がっていってほしいですね。   パラリンピックが盛り上がっていても、障害のある人が「じゃあ私もはじめてみよう」とはなかなかなりませんよね。 例えば、水泳を始めたいときは、「近くの施設のプールで泳いでみよう」、「フィットネスクラブの講座に参加してみよう」とかできます。しかし、これも障害者にとってはハードルがある。他に例を挙げると、マラソンを始めたければ、市民マラソン大会出場を目標にしてみようとか、マラソンクラブに入ろうとか選択肢はあります。 けれど、これも障害者にとってはハードルがある。障害者スポーツの場合は、障害者が参加するには、「いつ・どこで・何を・どうすればいいのですか?」ということから始まる。加えて、「じゃあどうやって参加する?」「送り迎えどうするの?」って。 情報が少ないのは、ボランティアに参加した人にとっても同じこと。ボランティアをやりたいと思っても、「何が、どこであるの?」とか情報が少ない。たくさんあるのだろうけど、見えてこない。 しかも4年に1回しかそのブームはやってこない。しかし、日常的に障害者スポーツは行われていて、あるいはそのニーズがあって、私のように関わっている人たちがいる。「あーここに来て良かった」とか「あーここにきて楽しかった」とか「何か勉強させてもらった」とか、思っている人って実はたくさんいるのですよ。 ところで、アメリカってボランティアをさせてもらうためにお金を払うのですって。ボランティアって有料らしいのです。日本の米軍基地でも、ボランティアをする時お金を払うという話を聞きました。それくらいボランティアって得るものが大きいということなのでしょう。  浸透していないなぁと思う。何かが起こったときにボランティアとか、障害者と関わろうと思うのではなくて、日常生活の一部として関わっていくことが大切だしそうあってほしい。やはり、障害のある人たちは支援が必要。できることは支援していく、これが対等平等と思います。  社会のルール、制度、習慣、もっとよくならないかなあ。少しでも改善できないかなぁと思います。私がよく人に伝えているのは、「彼ら(知的障害のある人)は私が与えること以上にたくさんのことを与えてくれる」。私が提供すること超えて、それの以上のことを返してくれる、ということを私は体験している。 「笑顔になる」とは言っても、必ずしもそうなるとは限らないじゃないですか。笑顔にしてくれることを求めてボランティアにいくと、笑顔をくれなかったときどうするんだろうって感じますね。 そうマイナス面のことを感じた人がいたとき、私がかける言葉は「そこから何が学べた?」です。楽しかったことよりも、辛かったとか、嫌だったとかの方が、もしかすると学べることは大きいかもしれない。例えば、どうして相手を怒らせてしまったのか、と考えるきっかけになる。ボランティアって、嫌な思いをした場合、それだけで終わらせてはいけない。 ボランティアを終えた後に「どうだった?」と聞いて「すごくきつかったです」とか「障害者の引率をしたのだけど、もうあれは見たくない」とか言ったら、「じゃあどうしてそう感じたのか?」「どんな気持ちだったか?」と聞いてあげると良いと思います。更に、そこからどんな気づきが得られたか、何か学ぶことはできたか、と問いかけ、ボランティアへ参加する前と比べでどうだったのかなど振り返ってもらうと、ボランティアへ参加した価値が上がりますよね。 私も、目の前で誰かが突き飛ばされたり、腕に噛みついたり、大声出してパニックになっているなどの現場を見ています。何度も見ているけれど、そこから学びとるものがあります。「どうして彼がそうなってしまったのか」ボランティアをやっている学生さんで、なにかモヤっとしてしまった子がいたら、「何か学べた?」と問いかけをしてあげることが、教育・学習のうえで大切だと思います。 逆に「楽しかった」「よかった」とだけで終わってしまうほうが、学びは少ないでしょうね。「やってあげた」という、健常者と障害者の上下関係から抜け出せないままでいるかもしれない。マイナスの感情であっても、きちんと自分が得た体験に向き合ってみることが大切なのです。 ———————————磯野さん、ありがとうございました! この記事はの後編です。 前半では、磯野さんが障害者スポーツと関わりをもったきっかけ、関わってから気付いたことなどをお話いただきました。ぜひご覧ください!阪神淡路大震災は「ボランティア元年」、東日本大震災は「寄付元年」と言われています。日本ファンドレイジング協会の「寄付白書2017」によると、日本における個人寄付の総額は2010年で4874億円。震災のあった2011年には10182億円と2倍以上に跳ね上がりました。 この膨大な寄付金、一体どんなことにつかわれたのでしょうか? 美味しいものを食べたり、飲み物を買ったり、新しい服を買ったり。ここでは、買い物を通じて活動を応援する方法をご紹介いたします。 「友達に遊びに誘われるのがイヤだ。うちは貧乏で、遊びに行くお金なんてないから」こう話しているのは、わずか10歳ほどの子どもたち。   三重県には、どんな社会課題があるの?どんなNPOがあるの? 三重県で生活を送る人たちに、もっともっと […][…]  公益財団法人 国際医療技術財団・JIMTEF ジムテフは、貧困や災害で苦しんでいる人々 […][…]新潟県には、どんな社会課題があるの?どんなNPOがあるの? 新潟県で生活を送る人たちに、もっともっと […][…]えってぃーさんつづきです。パラリンピックをめぐる最近の報道には、かねてから何か抵抗感がありました。パラリンピックにおいてもメダルをとる人が偉いのか?目標はメダルをたくさんとることか?そもそも障害者スポーツは何のためにやっていて、パラリンピックはその目的にふさわしい運営がされているのか?考えてもよくわかりません。今度教えてください。 その理由として、クラス分けがしづらい、判別がしづらい、というのもあるのでしょうが、実は、過去の不祥事が影響しています。ある国がバスケットボールかバレーボールか忘れてしまったけれども、健常者を混ぜて競技に出場し金メダルを取ってしまった。それが発覚してからすべての競技において知的障害者がパラリンピックに出場することが難しくなってしまった。悪用してしまったのです。身体障害の障害あるなしと比べ、知的障害は判別が難しい。 でも初めのクラス分けのためのレースで歩いてしまって。本番のレースでは走れたので、「わざと手を抜いてレベルの低いクラスに入ったんじゃないか?」と失格になりました。 重度の人のほうが軽度の人より足が速かったりする。 パラリンピックは障害の程度でクラス分けがされるけれども、知的障害の場合は同じようには難しい。パラリンピックは障害の程度で競技の難易度・記録・得点力などが変わってきます。腕の障害、脚の障害の程度などで、違ってきますよね。 さらに現在、医療や学術的な整備が進み、知的発達障害の判定・区分別けなどが変わってきています。知的障害、発達障害、自閉症、統合失調症とかいろいろあります。一人に一つでもない。「なんの障害ですか?」と聞かれても難しい。 マラソンでもダッシュしてしまうので、伴走してくれる体育大学の学生さんでも、「マラソンでもダッシュで走られるから追い付かない」っていつも言っていました。 運動神経があっても走らない時もあるでしょう?いつも走っていたのに、歩く時もあるでしょう?だから知的障害者の競技レベル分けって難しいのですし、知的障害の程度と運動能力って関係づけできないのですよ。  レースの間でもぬいぐるみを手放せなくて失格になってしまう、なんてケースもありました。 例えばトラック競技のスタートのときは身体を静止しなきゃいけないけれど、障害によって身体を制止できず揺らしてしまう人がいる。地区大会の場合、ローカルルールで、そうであったとしてもスターターの判断でピストルを鳴らす。だけれど、国際大会になるとルールも厳密になっていくので、失格にさせられてしまうっていう人もいる。
パラリンピック(英語: Paralympic Games )は、国際パラリンピック委員会(英語: International Paralympic Committee 、略称:IPC(以下IPC))が主催する、身体障害者(肢体不自由(上肢・下肢および欠損、麻痺)、脳性麻痺、視覚障害、知的障害)を対象とした世界最高峰の障害者スポーツの総合 …

パラリンピック障害の基準は? パラリンピックは肢体不自由の身体障害者の障害者スポーツ大会です。 障害者の方々は同じレベルの選手同士で競技を行えるように、障害の種類などによってクラス分けが行 … パラリンピックの中継でいつも映っているのは身体障害者ばかりですが、他の障害者には参加カテゴリがないのでしょうか。目に見えない障害、とりわけ知的障害や精神障害を持つ人のパラ競技は存在するのでしょうか。実は過去のパラリンピックにおいて知的障害者の選手が出場する競技が何度かあり、日本人のメダリストも生まれました。大規模な不正という向かい風を乗り越え、ロンドン大会での復活から(人知れず)種目を増やしつつあります。今回は知的障害者とパラリンピックの関わりについてだけでなく、世界一よりもスポーツの楽しみを重んじる「スペシャルオリンピックス」についても触れていきたいと思います。パラリンピックの知的障害者カテゴリについては、日本での認知度が上がった長野大会でクロスカントリーが存在していました。しかし2年後のシドニー大会で大規模な不正が発覚し、ロンドン大会まで長い沈黙を余儀なくされます。シドニー大会の不正とは、知的障害者バスケットボールで優勝したスペインチームに健常者が混ざっていたというものです。この不正によって金メダル剥奪となっただけでなく、パラリンピックの知的障害者カテゴリそのものが一時廃止となりました。しかし強烈な向かい風を乗り越え、12年後のロンドン大会で陸上・水泳・卓球の知的障害者カテゴリが復活します。その後もリオ大会で400m走が追加され、更なる種目追加が期待されています。直近の課題はやはり知名度の少なさでしょうけれども。知的障害者カテゴリは身体障害者カテゴリに比べてクラス分けが難しいという問題があります。見た目で分かりにくい場合もあり、この点はシドニーでの不正にも繋がりました。よりクラス分けを厳しくしているのは、知的障害の程度が競技スキルに直結しないという現実です。中度の選手が軽度の選手より強かったケースが幾つもあり、障害の等級によるクラス分けが意味を持ちづらいのです。とはいえ、重度になるほど「いつもは風のように走り回るのに本番だと全く走らない」「ルールを理解しているのか判別しづらい」という問題が出やすいので、クラス分けが必ずしも無意味という訳ではありません。ただ、より適切な基準が定まらないのです。仮に知的障害者カテゴリの知名度が向上して定着したとしても、パラリンピックはやはり世界一を賭けて争う極めてハイレベルなフィールドです。率直に言って誰もが目指すべき到達点にはなり得ません。そこで、世界一を目指すのではなく「スポーツを楽しむ」ことにフォーカスした「スペシャルオリンピックス」が知的障害者スポーツにおけるもう一つの到達点として挙げられます。スペシャルオリンピックスとは、知的障害者がスポーツトレーニングと成果発表をする場を設けて提供し続ける組織です。表彰式は参加選手全員が立って4位以下(失格者含む)にはリボンが贈られるなど、結果ばかりでなくすべての参加者に敬意と称賛を送る精神が特徴です。「競い合う」よりも「生涯スポーツを楽しむ」ことに重きを置いているため、そうしたニーズに答えられる選択肢としてスペシャルオリンピックスはますます重要となるでしょう。携わる人がスポーツをどう捉えるかにおける多様性を担保することになります。スペシャルオリンピックスにも独自のルールやレギュレーションはあるのですが、それも含めた詳しい解説はまた後ほどに預けます。とりあえず、何をするにも選択肢や到達点は多い方がいいですよね。パラリンピック競技特集(14)知的障害者陸上競技 - 日本財団ブログ「みんながみんなを支える社会」に向けてパラリンピックとは違う?知的障害者スポーツならではの問題とは|「きふる」|「寄付」を「カッコヨク」スペシャルオリンピックス - Wikipedia遥けき博愛の郷遥けき博愛の郷
東京パラリンピックに向けて期待が一層膨らみました。 ※パラリンピックの卓球は、立位・車いす・知的障害の3つのカテゴリーに分かれ、障害の種類や程度によってさらにクラス分けがされます。知的障害のクラスは一般と同じルール。

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